FA装置、産業用機械の分岐ブレーカと電線サイズの選定法について、いろいろな考え方があるようで、実際にはどうやればいいかよくわかっておらず、ご意見をいただきたいです。
対象装置:一般産業用機械(内線規程等の対象ではない認識)
負荷:ヒーターおよび汎用電動機(インバータ等の特殊機器は機器メーカーによる選定を採用)
規格:社内設計規格やユーザー規格は特にない。国内で通用すれば十分だが、海外向け受注も見越して欧米規格もある程度考慮する
というふんわりとした設計方針を想定してください。
@ブレーカの定格電流の選定・・・三菱、富士等のブレーカメーカーの選定表から定格電流を決定
A配線サイズの選定・・・国内では、過負荷電流の保護をサーマルリレーで、短絡電流はブレーカで保護という考えで、
電線の許容電流よりも大きいブレーカを使用できるが、欧米ではこの方法は認められていない。ブレーカ定格電流以上の許容電流を持つ電線を採用する。
電線サイズが大きくなりすぎる場合はモーターブレーカやMMSに変更すれば定格電流を小さくできる場合がある。電線の許容電流はJIS B9960-1の表6を参考にする。
B敷設長による補正・・・よほど大型な機械でない限りは、影響はないので無視する。
C遮断容量の選定・・・SCCR値を計算、表示する。特別な要求があれば、SCCR値を大きくする対応を取る。
大抵の場合はブレーカ以外の機器がボトルネックになるので、ブレーカの遮断容量はあまり気にせず、経済品を採用する。
こんな考えで選んでますが、皆様の方法を教えていただければありがたいです
よろしくおねがいします
【